こんにちは。ちゃんみです!
突然ですが、みなさんはコーヒーを飲みますか?
朝食と一緒に、仕事のブレイクタイム、家事の合間のおやつと一緒に・・・と毎日コーヒーを飲む人も多いのではないでしょうか?
最近は、街中のカフェやコンビニいろんなところで気軽に美味しいコーヒーが手に入るようになりました。
でも、淹れたてがやっぱり一番美味しく格別です。
自分で美味しく淹れることができたときは美味しさと達成感で喜びが2倍になります。
一度道具を手に入れて淹れ方をマスターすれば、いつでも自宅で淹れたての美味しいコーヒーが飲めます!
そこで、今回紹介するのはハンドドリップのはじめ方&器具の選び方についてご紹介します。

何からはじめたらいいのかわからない・・・
いろんなものが必要そう・・・
器具は値段が高そう・・・
などのイメージがあるかもしれませんが、実は最低限のものさえあれば誰でも簡単にはじめることができるんです!
だいたい 5000円くらいあれば必要最低限の器具はそろえることができます◎
・コーヒーを自分で淹れてみたい人
・コーヒーを淹れてみたいけど何からしたらいいかわからない人
・初心者向けの抽出器具を探している人
・本格的にコーヒーを楽しみたい人
・すでに抽出器具を持っている人
・初心者向けの器具に飽きてきた人
慣れてくれば豆の種類を変えたり器具を変えることで自分好みの味に調節でき、カフェやコンビニで買うよりも経済的です。
ご自宅で気軽にコーヒーを楽しみませんか?
まずはこれだけ!
まずはこれだけあればハンドドリップははじめられます。
ドリッパー

コーヒーの粉をいれたフィルターをセットして固定するための器具です。
円錐型や台形型などドリッパー本体の形や、抽出したコーヒーが出てくる穴の数によって味が大きく変わってきます。
初心者にオススメなのが、メリタ社が開発した、1つ穴式のドリッパーです。
メリタ社は世界で初めてペーパードリップを考案したドイツの会社です。
注いだお湯の量に関係なく一定のスピードで抽出できるため、毎回同じ味で抽出することができます。
材質はプラスチックや陶器がありますが、最初は低コストで扱いやすいプラスチックがおすすめです。
他には、日本の企業カリタ社の代表的な3つ穴のドリッパーやハリオ社の円錐型などが有名です。
メリタ社の1つ穴式に比べて、淹れ方によって味わいをコントロールできるので慣れてきたらこれらのドリッパーにチャレンジしてみましょう!
フィルター

ドリッパーにコーヒーの粉をセットするために必要になるのがフィルターです。
紙でできたペーパーフィルター、布でできたネルフィルター、金属でできたステンレスフィルターがあります。
中でもペーパーフィルターは低価格で手に入る上、扱いやすく衛生的です。
ドリッパーと同じメーカーのものを選ぶとドリッパーにフィルターがしっかりフィットして失敗しにくいです。
色は白と茶色の2種類がありますが、この色の差は紙を漂白しているかどうかの差です。
漂白されていない茶色の紙は、紙の香りがコーヒーに移ってしまうことがあるので漂白された白の方がコーヒーの味わいに影響を及ぼしにくいとされています。
漂白といっても、ほんのわずかな量なので人体はもちろんコーヒーの香りや味にも影響はありません。
豆

ずばり!自分の好みで大丈夫です。
ぜひいろんなものを試して自分のお気に入りを見つけてください^^
最初はカルディやスタバなどコーヒーチェーン店で店員さんに相談しながら購入するのがおすすめです。
好みの味や飲むシーンを店員さんに伝えるとそれにあった商品を紹介してもらえ、高品質な豆を比較的リーズナブルな価格で手に入れることができます。
また、豆のまま購入することができるのはもちろん、好みの挽き具合に挽いてくれるので豆を粉にするためのミルを持っていなくても安心です。
挽いてもらう際は「ペーパードリップで」と伝えるとスムーズです。
スーパーなどで売っている挽いてある豆は、挽いてからかなり時間が経っていたり挽いてある粗さが器具に合わなかったりすることがあるのであまりおすすめできません。
あればなおよし!
なくてもコーヒーの抽出はできますが、美味しいコーヒーのためには用意して損はないものです。
細口のコーヒーポット

コーヒーの粉にお湯をかけるとき、少しずつゆっくり注ぐことでそのコーヒー豆の美味しい部分を引き出すことができます。
しかし、やかんやケトルなど注ぎ口が太いものからドバドバとお湯を注いでしまうと、いやな苦みや雑味も一緒に抽出されてしまいます。
一方、細口のコーヒーポットはゆっくり一定の量と速度で注げるので初心者でも豆本来の味を引き出しやすいです。
素材はステンレスやホーロー、銅がありますが長く使えてお手入れのしやすいステンレス製がオススメです。
中でも、ハリオ社のV60ドリップケトル・ヴォーノは注ぎやすく直火・IH両方に対応しており食洗器にもかけることができ魅力的です。
スケール

美味しいコーヒーを飲むためには正しい計量が必要不可欠です。
豆の挽き具合やお湯の温度にもよりますが、お湯100mlにつきコーヒーの粉6~8gが適量といわれています。
使用するコーヒー豆の量・お湯の量どちらか一方が少し変わるだけで味わいは大きく変化するので、毎回美味しいコーヒーを安定して抽出するためには正しく量を計ることが大切です。
コーヒーの粉の量を計るにも抽出する際にお湯の量を計るにもどちらにも必要なので、キッチンスケールで構いませんので、用意しておいて損はありません。
タイマー

豆やお湯の量と同じくらい大切なのが時間です。
コーヒーの粉とお湯が触れている時間の長さで味が変化します。コーヒーの粉とお湯が触れている時間が長ければ長いほど、濃くなり苦みが増します。
毎回安定して美味しい味のコーヒーを抽出するためには時間も毎回一定にする必要があります。
ハンドドリップの抽出時間は量に関わらず、3~4分であまり変えないのが基本です。
時間を計るだけなので、新しく用意しなくてもキッチンタイマーやスマートフォンのタイマーアプリでも代用可能です。
ドリップスケールと言って、タイマーとスケールが一体になっている商品もあります。
少し値は張りますが、便利なので今後趣味としてコーヒーを深めたい方は用意してもいいかもしれません。スタイリッシュな見た目もカッコいいですね^^
密閉容器

コーヒー豆は時間が経つにつれて香が失われ油分が酸化していきます。
コーヒーを美味しく楽しむには豆や粉が新鮮であることが大切です。
粉になった後は表面積が広がるので豆の状態のときよりもっと早く劣化が進みます。
それらを防ぐためには密閉容器に入れて保存するのがベストです。
また、高温や湿気、光にも弱いため密閉容器に入れたら涼しく乾燥した暗い場所で保存するようにしましょう。
そこで思いつくのが冷蔵庫ですが、冷蔵庫での保存は結露のリスクや密閉が甘いと冷蔵庫内の匂いを吸収してしまう可能性があるため最適とは言えません。
どうしても長期保存したい場合は小分けにして空気を抜いてチャック付きの冷凍バッグに入れてから密閉容器に入れ冷凍保存すれば鮮度を保って保存できます。
使用する際は常温に戻してから開封するようにしましょう。
用意しなくても大丈夫
用意しなくても、本格コーヒーは楽しめます!
メジャースプーン

簡単にコーヒー豆を計ることができるメジャースプーンというものがあります。
スプーン1杯で10gを計ることができるものが多いですが、豆の大きさは同じでも焙煎度合いによって重さが異なるため(焙煎度合いが深いほど水分が抜け軽くなります)正確に量を計ることができないからです。先ほど紹介したスケールで計る方が正確で安定した味になるので、用意しなくて大丈夫です。
サーバー

一度に多くの量を抽出するのであればあった方がいいですが、自分で1杯だけ飲むのであればマグカップに直接抽出すればいいので特に用意する必要はありません。
一度に多くの量を抽出する場合、メモリをついたものとそうでないものがありますが、スケールを使用して量を計る場合はメモリのついていないもので大丈夫です。
ミル

コーヒーの豆を挽いてコーヒーの粉にするために使うミルですが、最初からミルを用意する必要はありません。
お手入れも必要なうえ、いいものはそれなりの値段がします。
安物のミルは均一な粗さに挽けなかったり粗さの調整ができなかったりするものが多く、慣れてきてより美味しさや好みを追求する時に買い替えたくなる可能性が大きいからです。
また、挽きたて淹れたてが一番おいしいのはもちろんですが、安物のミルで挽いたものよりコーヒーチェーンで挽いてもらった方が大きさも均一で安定して美味しく抽出することができます。
粗さも豆を選んで抽出方法を店員さんに伝えることで適した粗さで挽いてくれるので安心です。
ハンドドリップに慣れてきて、よりコーヒーを趣味として楽しみたいと思った時に購入で遅くありません。
まとめ
いかがでしたか?
ハンドドリップをはじめるのに必要な器具をまとめました。
難しくお手入れも大変そうなイメージのあるハンドドリップですが、お手入れがしやすく初心者向けの商品もたくさん販売されています。
今回ご紹介したものの多くは、特別なテクニックや調整がいらずとも美味しい一杯を抽出できる仕様のものです。
まさに、今からコーヒーをはじめたい!自分で抽出したい!そんな方向きのものばかりです。
価格もドリッパー、ペーパーフィルター、コーヒーポット、豆を新しく買いそろえても5,000円前後、
キッチンスケールがない方はそれを買っても10,000円かけずに始めることができます。
器具や豆や抽出方法などこだわればこだわるほど、新しい発見があり奥が深いコーヒーの世界。
毎日飲むものだからこそ、美味しい格別の一杯にこだわってみてはいかがでしょうか?
みなさんのお役に立てれば幸いです^^
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