こんにちは!ちゃんみです。
もうすぐ義理の両親が結婚30周年を迎えるのですが、何かお祝いを・・・と探していると、年数ごとに結婚記念日ごとに名前がついていることを知りました。
誰も教えてはくれないけれど、こういう教養って大人として大切だなぁと思い、それぞれの年数ごとの呼び方や由来についてまとめました!
今回は結婚年数別の記念日の呼び方と由来についてご紹介です。
・結婚記念日の考え方と数え方
・結婚記念日の呼び方
・おすすめのギフト
結婚記念日はいつ?

大きく分けると『入籍した日』、『結婚式を挙げた日』に大別されます。
結論から言うと、どちらでもいいです。
2人の覚えやすい方、思い入れが強い方をぜひ記念日にしてください^^

私たち夫婦は入籍日にこだわったので、入籍日を結婚記念日にしています。
逆に私の両親は結婚式の日をこだわったそうで、結婚式を挙げた日を結婚記念日としてお祝いしています。
結婚記念日の数え方
結婚○周年の数え方ですが、結婚してから○年経過しました。ということなので、結婚したときから考えて1年後の記念日が、結婚1周年となります。
結婚記念日をお祝いする習慣はイギリスが発祥とされています。毎年呼び方が決まっていて、基本的には夫婦の絆を示すものとして、年々効果で価値があるものへと変化していきます。
日本はもともと夫婦の絆よりも、家の絆が重視されていましたが、明治天皇が銀婚式をお祝いしたことから日本にも広まりました。
その年の名前に由来した贈り物を毎年贈るのも素敵ですね。
今回は名称と由来はもちろん、おすすめのギフトと合わせてご紹介しますのでぜひ参考にしてみてください。
結婚記念日の呼び方(1~15年目)

1年目:紙婚式
結婚1周年の記念日は、紙婚式と呼ばれています。
「白い紙のようにまっさらな、二人の将来の幸せを願う」という意味が込められているそうです。
まだ何色にも染まっていない真っ白なふたり。これから夫婦ふたりの色に染め上げるのはウエディングドレスとカラードレスの由来にも似ていますね^^
手紙
アルバム
日記帳 など
2年目:綿婚式
結婚2周年の記念日は、綿婚式と呼ばれています。
新婚ムードは落ち着いてきたものの、まだふわふわして固まりきっていない二人の関係を表すという説と安価で長持ちし、”質素倹約”を意味する綿から、「家計を支える」ことを願う説とがあります。
新婚ムードも落ち着いてきて、今後のライフステージに向けての準備を意識し始める頃にぴったりですね。
ハンカチ
パジャマ
靴下 など
3年目:革婚式
結婚3周年の記念日は、革婚式と呼ばれています。
「革のように、夫婦の絆も粘り強く丈夫なものになるように」という意味が込められています。
革は年季が入るほど味が出て魅力的になり愛着が沸きます。 3年目は新婚ムードもなくなり倦怠期とも言われますが、夫婦も同じように粘り強く付き合い、魅力的な関係を気づいていきたいですね。
スマホケース
財布
キーケース など
4年目:花婚式
結婚4周年の記念日は、花婚式と呼ばれます。
「花が咲き、実がなるように、家庭にも幸せが訪れる」ことを願っているそうです。
倦怠期を乗り越えた2人は花が咲いたような明るい家庭をつくっていくことでしょう。
しかし花も夫婦も美しさを長持ちさせるためにも今後も思いやりや定期的なメンテナンスを忘れないようにしたいですね。
ブーケ
フラワーボックス など
5年目:木婚式
節目の年である結婚5周年は、木婚式と呼ばれます。
今までの、紙・綿・革・花に比べ、固くしっかりとした『木』は5年の歳月を経て、夫婦の絆がしっかりと固くなったことを表しています。
5年経つと夫婦としての絆も木と同じように、しっかりと育ってきているころですね。 これからも、すくすく年輪を重ねて大樹に成長していきたいものです。
食器
家具
ウッドフォトフレーム など
6年目:鉄婚式
結婚6周年の記念日は、木よりさらに固い、鉄婚式と呼ばれます。
「鉄のように強い人生を」という意味が込められています。
木から一気に固くなりましたね!
そのくらい、月日が経つにつれて絆は固くなるのですね。
フライパン
カフス
ペンダント など
7年目:銅婚式
結婚7周年の記念日は、銅婚式と呼ばれます。
7年目となると、貯金もある程度増え、新しい家族もできているころではないでしょうか。
そんな安定した家庭を銅に例えているそうです。
生活の基盤が整ったとしても、お互い感謝する気持ちは忘れずにいたいものですね。
お互い感謝の生酛を伝えあいねぎらう気持ちを込めてプレゼントを送ったり、特別な過ごし方をしたりしてみませんか? 日常使いできるギフトは使うたびにその時の気持ちを思い出させてくれるのでおすすめです。
タンブラー
花瓶
アクセサリー など
8年目:ゴム婚式、青銅婚式、電気器具婚式
8年目は名称がひとつではなく、ゴム婚式、青銅婚式、電気器具婚式とも呼ばれます。
ゴム婚式にはゴムのように多少のことではちぎれない弾力性がある夫婦生活をという意味があります。
青銅は、銅と錫を混ぜて作られたもので、2種が混ざることで強度と美しさが増します。
イギリスでは年数を重ねるにつれて経済的に安定してきた夫婦が、青銅をプレゼントしあうことに由来し青銅婚式と言います。
また、家電を買い替えるのにちょうどいいタイミング、ということから結婚8年目は電気器具婚式とも呼ばれています。
結婚8年目というと、良いことばかりでないかもしれませんが、それでもゴムのように柔軟性を大切にし、青銅のように強度な心で協力して乗り越えていきたいですね。
電化製品
ゴムの木 など
9年目:陶器婚式
結婚9周年は陶器婚式と呼ばれます。
「陶器を扱うように夫婦関係を大切に」という意味と「陶器と同じようにヒビが入らずにここまでこれた」という意味が込められています。
これからも夫婦関係にヒビが入らないよう、お互い愛情を持って労わり合いながら、仲良く過ごしていきたいですよね。
夫婦茶碗
ペアマグカップ
箸置き など
10年目:アルミ婚式、錫婚式
大きな節目でもある結婚10周年は、錫婚式、またはアルミ婚式と呼ばれます。
アルミは柔らかく錆びにくい、錫の食器や製品などは、使えば使うほど光沢が美しくなる様子が由来です。
10年経っても柔らかさと美しさを兼ね備えた夫婦でいたいですね。
ビアグラス
やかん
スプーン など
11年目:鋼鉄婚式
結婚11周年は鋼鉄婚式と呼ばれます。
10年の節目を迎えた翌年、鋼のように一層強い愛の力で結ばれるという意味が込められています。
おすすめギフトにゴルフクラブがありますが、これをきっかけに一緒に新しいことをはじめてみるのもいいかもしれませんね^^
包丁
フライパン
ゴルフクラブ など
12年目:絹婚式、麻婚式
結婚12周年は絹婚式、または麻婚式と呼ばれます。
10年以上の歳月を共に過ごし、2人のきずながより深くなったことを、絹や麻の丈夫さに例えていると言われています。
確かに、2年目の綿よりも丈夫でしっかりしていて、かつ絹は高級感もありますね。
ハンカチ
パジャマ
寝具 など
13年目:レース婚式
結婚13周年はレース婚式と呼ばれます。
レースのように、さらに深く美しく織りなす愛の証という意味と、共に過ごした日々の中で育んだ絆はレースのように強く細かいという意味が込められています。
今後も、レースを編むときのように少しずつ二人で前に進んでいきたいですね。
ハンカチ
テーブルクロスなどの刺繍製品 など
14年目:象牙婚式
結婚14周年は象牙婚と呼ばれます。
年を経ることに価値が高まる象牙のように、夫婦の絆も年月が経つごとに価値が高まるようにという願いが込められています。
象牙は現在政府管理のもとに取引されており、なかなか手に入らない上にとても高価です。
年を経るごとに価値が高まるのはワインも一緒ですよね。 ギフトはワインもオススメです。
象牙の印鑑
ワイン
15年目:水晶婚式
結婚15周年は水晶婚と呼ばれます。
無色透明でクリアな水晶が、これまで様々な困難を乗り越えてきた夫婦の曇りのない信頼関係を示すことが由来です。
結婚15年ともなると、仕事や育児など日々の生活に追われるご夫婦もおおいのではないでしょうか?
お祝いすることで、ここまでこれたことにお互い感謝し信頼を確かめ合う機会にしてみましょう。
指輪や置物などの水晶製品
クリスタル製品 など
1~15年目までは毎年名前がありましたが、ここからは5年ごとになります。
結婚記念日の呼び方(20~75年目)

20年目:磁器婚式
結婚20周年は、磁器婚式と呼ばれます。
磁器は年代と共に値打ちが増すことから、年をとってますます魅力を増す”夫婦を表します。
陶器婚式と名前が似ていますが、磁器は薄手かつ耐久性に優れているのが特徴です。
いくら耐久性に優れていても、割れないわけではありません。 『親しき中にも礼儀あり』という言葉があるように、相手への感謝の気持ちやいたわる気持ちを忘れずにいたいですね。
食器
花器 など
25年目:銀婚式
結婚25周年は、銀婚式と呼ばれます。
いぶし銀のような美しさを放つ夫婦関係というのが由来です。
明治天皇が銀婚式のお祝いを行ったことから、日本でも知名度の高い記念日です。
夫婦として四半世紀。結婚生活の一区切りとして、ぜひ家族でお祝いしましょう!
アクセサリー
カトラリ
インテリア雑貨 など
30年目:真珠婚式
結婚30周年は、真珠婚式と呼ばれます。
「健康」「富」「長寿」といった意味を持つ真珠。長年の幸せに感謝して、これからも元気で豊かに生活ができるようという願いが込められています。
お互い年齢を重ねてきて、そろそろ老後を意識しだすころではないでしょうか?
真珠が意味するように健康や長寿を願い、楽しい老後を2人で過ごせるよう計画を立てたりやりたいことを話し合ってみたりするのも素敵ですね。
ネックレス
イヤリング
指輪 など
35年目:珊瑚婚式、翡翠婚式
結婚35周年は珊瑚婚式、翡翠婚式と2つの呼び方があります。
長い年月を共にした夫婦と、海の中でゆっくり成長する珊瑚を重ね合わせています。
また、翡翠は壊れにくく、古代では不老長寿の力がある石と考えられていたことが由来です。
35年になると、子育てを卒業したり早い方ではリタイアしたりしててゆっくり過ごされているご夫婦も多いのではないのでしょうか?
夫婦水入らず、珊瑚の見える海へ旅行に出かけてみるのもいいかもしれませんね。
ネックレス
イヤリング
指輪 など
40年目:ルビー婚式
結婚40周年はルビー婚式と呼ばれます。
ルビーの深赤色が固い絆で結ばれた愛情深い夫婦を象徴表しています。
結婚50周年の金婚式は家族みんなでお祝いするのが一般的ですが、40周年は夫婦水入らずでお祝いする方が多いようです。
ルビーの赤にちなんで、2人の結婚記念年の赤ワインでお祝いするのも素敵ですね^^
ネックレス
イヤリング
指輪 など
45年目:サファイア婚式
結婚45周年はサファイア婚式と呼ばれます。
サファイアの石には、誠実、徳望、高潔、慈愛などの意味があり、夫婦が長く歩んできた誠実な結婚生活を表していると言われています。
約半世紀の月日を共に過ごすには相手に対する誠実さが大切ということですね。
ネックレス
イヤリング
指輪 など
50年目:金婚式
結婚50周年は金婚式と呼ばれます。
夫婦が長年連れ添ったことで得た、黄金のように光り輝く豊かな関係を表します。
苦労も喜びも分かち合い、乗り越えてきた夫婦に敬意を表し家族みんなでお祝いしたいものですね。
ネックレス
イヤリング
指輪 など
55年目:エメラルド婚式
結婚55周年はエメラルド婚と呼ばれます。
幸せを守るパワーストーンであるエメラルドは深く静かで尊い夫婦の生活を願う想いが込められています。
もう自分たちでお祝いするのが恥ずかしい方もいるかと思います。
しかし、半世紀以上もの間連れ添ってこれたのはやはり、お互いの思いやりや努力の賜物です。改めて夫婦がお互いを見つめなおす機会を設けるという意味でも周りの家族がしっかりお祝いするのがおすすめです。
ネックレス
イヤリング
指輪 など
60年目:ダイヤモンド婚式
結婚60周年はダイヤモンド婚式と呼ばれます。
世界一固い鉱物のダイヤモンドにちなんで、長きにわたって夫婦の関係を続けた絆の強さと長寿、一族の繁栄を意味しています。
60周年ともなるとご夫婦共にご高齢であることから、周りの家族の方がお祝いすることの方が多いようです。
ネックレス
イヤリング
指輪 など
60年を大きな節目として、次は15年あいて最後は75年周年になります。
75年目:プラチナ婚式
結婚75周年はプラチナ婚式と呼ばれます。
プラチナのように白金に輝く、まさに奇跡のような幸福を表しています。
75周年を夫婦揃ってご存命でお祝いできるということは、本当に幸せなことですね^^
ネックレス
イヤリング
指輪 など
まとめ
いかがでしたか?
ちなみに、『世界で最も長い結婚生活を営むふたり』は2015年に結婚生活90年周年を迎えたインドのご夫婦なんだとか。
90年なんてすごいですよね!
それにしても、年々強度と価値が増していっているなんて面白いですよね^^
毎年呼び方にちなんだものを私も贈ってみようと思います。
みなさんのお役に立てれば幸いです^^
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